👴👵口腔機能の健康への影響🪥🦷👄

 

 口腔機能とは、かみ砕いて飲み込む、唾液を分泌する、言葉を発音する、表情をつくる、噛み合わせの力と感覚などの五つの役割のことです。虫歯や歯周病などによって多くの歯を失うと口腔機能が低下し、要介護状態となるリスクを高めます

口腔機能低下がもたらす、栄養の問題と生活習慣の関りについて
 日本の高齢者は、口腔機能が低下するとビタミン・ミネラル・たんぱく質・食物繊維といった栄養素、肉・魚介類・野菜・果物といった食品の摂取が減少し、反対に炭水化物・穀類・菓子類や砂糖・塩などの調味料の摂取割合が増え食事のバランスが悪くなる傾向にあります。食事のバランスが悪くなり十分な栄養が摂れなくなると低栄養になりやすくなります。高齢者の低栄養は、全身の筋肉量・筋力の低下や立つ・歩くなどの移動機能の低下につながるだけでなく、糖尿病や高血圧といった生活習慣病が発症したり重症化しやすくなると考えられています。

口腔機能低下がもたらす社会的弊害
 口腔機能が低下し食事や会話に支障が出るようになると、人との会話や外出、外食がおっくうになりコミュニケーションが減少します。口の周りの筋肉が少なくなり動きも悪くなると、容姿や表情が損なわれ、人とのつながりを良好に保つことが困難になります。徐々に閉じこもりがちになり、寝たきりになりやすく認知機能が低下していくことも予想されます。

 そのため、高齢者に対して噛む、飲み込むなどの状態を評価する口腔機能検査を行うことが重要と考えられています。口腔機能の低下が疑われる場合は、適切な歯科治療や口腔機能を向上させるためのトレーニングを行うことで、口腔機能の改善を図り、全身の健康維持に努めることが望まれます。

参考:厚生労働省ホームページ
   健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-08-001

介護老人保健施設 深草京しみず
https://ksmcs.jp/fks/