感染予防に対する勉強会の取り組み(介護老人保健施設 洛和ヴィラアエル)🧼


 介護老人保健施設 洛和ヴィラアエルでは毎月、勉強会を開催し、専門性を高めて質の高いケアを提供する為に日々頑張っています。先日は感染予防に関する勉強会を開催しました。

 感染症といえば、新型コロナウイルス、ノロウイルス、インフルエンザウイルスなどがありますが、それらを予防する1番の方法は、手洗いとなります。
 人が感染症にかかる要因としては、手に付着した細菌やウイルスが、人がよく触る場所に付着し、そこから手を介して、鼻や口、目から体内に入る事が考えられます。
見た目は汚れているように見えなくても、細菌やウイルスが付着している可能性があるので注意が必要です。
 勉強会では看護師を講師として、正しい手洗いの方法、嘔吐時の処理の仕方をシミュレーション形式で行いました。手洗いではスタッフ同士でマニュアルを確認しながら、洗い残しの多い場所に気をつけて行いました。
 汚れが残りやすい場所としましては、指の間、指先、爪の間、手のしわ、親指の周り、手首がありますので、意識して手洗いをしてみてください。

 嘔吐処理については、洛和ヴィラアエルではGGセットという、嘔吐や下痢時に処理する為の物品を揃えたセットを使用し、トロミ茶を吐物に見立てて実施しました。

 スタッフは処理に慣れていてスムーズに出来ていました。今後も定期的に、正しい手順で感染予防が出来る様に勉強会を開催していきたいと思います。
 最後にノロウイルス感染症を例に気をつけるべき事をお伝えしたいと思います。
  〇ノロウイルスは冬に流行しますが、1年を通して注意が必要となります。
  〇感染経路は、経口感染・飛沫感染・接触感染・空気感染があります。
  〇主な症状は吐き気、下痢、嘔吐があります。悪寒、頭痛、筋肉痛、倦怠感
   の症状も伴う事があります。
  〇ノロウイルスは熱に強いので、消毒するには85℃以上の温度で加熱が必要
   です。
  〇逆性せっけん、アルコールでは消毒効果が弱いため、手指衛生は液体せっ
   けんがおすすめです。
  〇消毒には、塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムが効果があります。
  〇吐物を拭き取る時は、広げない為にも外側から内側に拭きましょう。

皆さんも、しっかり感染予防を行い、自分や大切な人を守っていきましょう。


介護老人保健施設 洛和ヴィラアエル