園芸活動🌸😄🌷



春の気配もととのい、色とりどりの花が咲き、美しい季節をむかえましたね。
植物や花の香りをかぐと不思議と心が癒されますね。
園芸活動は、森林浴やアロマセラピーなどと同じ「癒し」の効果があります。
植物や花の「癒やし」は、ストレスの緩和を図り、心身の健康回復を図ると言われており、日本の福祉の現場では、園芸活動が高齢者介護施設や障害者施設で機能回復訓練を目的に導入されています。
以下の目的で、園芸活動は行います。
 ・生きがい(収穫の楽しみ、期待)
 ・運動不足を防ぎ、筋力低下を予防
 ・外出機会
 ・社会性の維持(人間関係の改善、責任感)
 ・生活能力の維持(料理、販売)
 ・落ち着き、意欲向上など、精神の安定

★日常を彩ることが大きな目的です。
 また、園芸活動を行うことで、様々な効果が期待できます。具体的には、
 ・世話をすることで植物の成長や収穫を楽しむ
 ・水やりや間引きをするなどの役割活動ができる
 ・植物を育てることで不安やうつ症状を和らげることができる
 ・園芸活動を通して、他者との関わりが増える
 ・道具の使用、収穫した野菜での調理など日常生活動作をする機会ができる
 ・季節を感じることができる
 ・植物の成長を見に行くという行動が歩行の機会を増やすし夜間の安眠に繋がる
 ・視覚・触覚・嗅覚・聴覚・味覚の5感を感じる

 風にそよぐ様子、四季の変化
 鳥のさえずりや虫の鳴き声、こすれる葉音
 植物が発する香り
 収穫物の味
 土の感触、水の冷たさ

 特に認知症の方にとって、植えたこと自体を本人が忘れてしまっていても、その都度、植物の成長を楽しめる点も認知症ケアとして効果的です。
沢山の笑顔が咲きますように♬ぜひ、園芸活動を取り入れてみてください!