褥瘡(床ずれ)について🛌

 介護施設ではご利用者に対して、国の指標に基づいた褥瘡(じょくそう)の評価を行ってリスクを管理します。

 リスク管理としては施設に入所された際に褥瘡が発生するリスクを評価します。また、少なくとも3ヵ月ごとに評価を行います。評価は「褥瘡の状態」「褥瘡発生に関連するリスク」について行います。

 そもそも褥瘡とは、体重が集中する部位の「骨」と寝具などに挟まれた「皮膚」などが圧迫されて血流が悪くなり、皮膚やその下にある組織が壊死(えし)してしまう状態です。

 褥瘡が発生する要因は「骨突出」「栄養状態」「浮腫」「失禁」などの個人としての要因と「体位変換」「スキンケア」「栄養補給」「座位保持」などの環境・ケア要因があります。

 褥瘡を予防するために臥床時や座位保持の時に安定したポジショニングが必要で、不安定な状態でいると虚血や拘縮(こうしゅく)などに繋がります。また疲労感や苦痛が生じることになります。

 褥瘡になった場合、治癒するまでに軽度なものでも1ヵ月、長くなると1年程かかる場合もあります。そのために日頃から予防することが大事です。

 これからもご利用者に関わるそれぞれの専門職が身体状況を把握し、安全・安楽な生活を送れるように心がけていきます。