介護老人保健施設での感染予防対策😷

 介護老人保健施設は高齢者介護施設の中で医師や看護師が配置されている施設であり、感染管理ができることが強みです。そのため、以前からスタンダードプリコーション(標準予防措置策)の実施率、手洗いや咳エチケットの励行など感染対策の基本レベルが高く、利用者や職員のインフルエンザ予防接種率もほぼ100%の施設です。

 それでも1年以上続く新型コロナウイルス感染症対策には、各職種の職員に絶え間ない感染管理の取組みが求められています。

 感染が成立するためには(1)病原体、(2)感染経路、(3)宿主(ヒト)の3つの要因があり、感染経路の遮断が最も重要な措置になります。職員、面会者、デイケア利用者を介して入所者へ感染することがないよう、施設への出入りについてはどの施設も十分に気を付けて対策しているところです。

 本来であれば、「地域に開かれた施設」としての老健施設における感染管理の実践には、入所前検査の徹底、感染疑い接触者への対応のあり方などの過度な防御はふさわしくないかも知れません。それでも、老健施設には、高齢者介護施設における感染管理のフロントランナーとして、様々な課題を解決していく役割が求められており、施設を運営する全ての職員がチーム一丸となって感染対策に取り組んでいきます。