肺炎球菌感染症肺炎球菌ワクチンについて💉

 肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあり、現代でも危険な感染症です。
 中でも肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40%を占め、特に高齢者や慢性疾患をお持ちの方は重篤化するおそれがあります。

 65歳以上のご家族をお持ちの方へ、大切なご家族が肺炎にならないように、その予防方法と対策を知って下さい。

高齢者が肺炎を防ぐ方法として
・からだの免疫力を高めること
・日々の感染予防の実践
(うがい、手洗い、マスクの着用)
・成人用肺炎球菌ワクチンやインフルエンザ
 ワクチンの予防接種
があります。

肺炎球菌ワクチンとは
 肺炎球菌には莢膜(きょうまく:菌の外側にある膜)があり、これには多くの型があります(90種類以上)。このワクチンは23種類の莢膜ポリサッカライド(多糖体)混合ワクチンで、主として脾臓を摘出した人や高齢者に使用する不活化ワクチンとなっています。
※通常1回の接種で5年以上の効果の継続が認められ、インフルエンザワクチンのように毎年接種する必要はありません。

 平成26年10月1日から、高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが定期接種(予防接種法に基づき市区町村が実施する定期の予防接種)となりました。主に65歳以上で該当する年齢の方は、肺炎球菌ワクチンの定期接種を1回受けることができます。定期接種の対象となる方は毎年異なるため、接種対象かどうか、また接種費用の公費負担など詳細については、お住まいの市区町村もしくは介護施設にご入所されておられれば、ご入所先の施設へお問い合わせ下さい。
 定期接種の対象となる方は毎年異なるため、機会を逃さないようにご注意して下さい。
厚生労働省のホームページ
肺炎球菌感染症(高齢者)