介護老人保健施設での看取り🛌

 ある100歳を越えられたご利用者は3つの願いを話してくれました。
 「フィリピンに行きたい」「無理なら信州に行きたい」「でも、いちばんは家に帰りたい」亡くなった戦友が眠るフィリピンや、戦時中からの友人がおられる信州の話をされる時は、涙ながらに思い出を語ってくれました。
 私たちにできたことは、状態が不安定の中、職員の付き添いのもと外出し、ご自宅でご家族との時間を過ごしていただくことでした。ご自宅で撮った写真の中のご利用者はいつも以上に穏やかな表情をされていました。

 その1か月後、施設での看取りとなりました。
 看取りケアを行った後に、他のフロア職員も含め全職種で振り返りを行いました。悔やまれることや不安なことを考える機会をつくり、施設全体で共有しました。

-これはある老健で行われた看取りケアです-

 ご利用者の思いや、ご家族の願いを聴くことで、“どういう最期を迎えたいか”ではなく、“どう生きたいか”を全職員で考え、あたたかさあふれる看取りケアをめざしています。

すべての老健で看取りケアを行っているわけではありません。
詳しくはお近くの老健までお問い合わせください。
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